インド・デリーで、携帯電話を盗んでいた27歳の男が、追い詰められると自分の意思で脱糞し、強烈な悪臭で警官をひるませて逃げ切る手口を繰り返していた。あまりに効果的だったため、警察はこれを「うんち&ラン(poop and run)」と呼んでいたという。
2025年3月、防臭マスクを装備した捜査班がついに男を確保した。男は犯行を認めたと報じられている。
デリーはインドの首都で、人口約3,000万を抱える巨大都市圏。混雑した市場や公共交通でのスリ・携帯電話の窃盗が長年の社会問題になっている。インドでは公衆衛生インフラの整備状況が地域で大きく異なり、屋外排泄をめぐる問題は政府の「クリーン・インディア(スワッチ・バーラト)」運動の主要テーマでもあった。容疑者の手口は、その衛生事情を逆手に取った異例のものだった。
アルジュンより
インドでは警察との知恵比べは日常です。みんな何かしらの抜け道を持っている。……ただ、これは知恵というより度胸ですね。デリーの市場は世界一混んでいると言ってもいいくらいで、スリにとっては天国。追い詰められたとき、走るんじゃなく”匂い”で勝負した男がいた。発想は天才的、品位はゼロ。最後はマスクひとつで終わりましたけど。